【訃報】常田富士男さん、まんが日本昔話の語り手、ポムじいさんで活躍

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テレビアニメ「まんが日本昔ばなし」の語り手を務めた俳優の常田富士男(ときた ふじお)さんが7月18日、入院していた都内の病院で脳内出血のため死去しました。年齢は81歳でした。

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報道の内容

テレビアニメ「まんが日本昔ばなし」の語り手として知られる俳優の常田富士男(ときた・ふじお)さんが18日午後、病気のため入院していた東京都内の病院で死去した。81歳。通夜、葬儀は近親者で執り行う。自宅は非公表。

 1937年、長野県生まれ。小学3年から南小国町で育ち、済々黌高定時制を卒業後、上京。劇団民芸の養成所に入った。俳優としては、黒沢明監督の「赤ひげ」や、今村昌平監督の「楢山節考」「うなぎ」、中山節夫監督の「原野の子ら」などに出演した。

 「まんが日本昔ばなし」では、女優市原悦子さんとのコンビで1975年から94年まで語り手を担当。「むかーし、昔のことじゃったあ」との味わい深い語りで視聴者を魅了した。宮崎駿監督のアニメ映画「天空の城ラピュタ」でも声優を務めた。

 関係者によると、常田さんは数カ月前から、脳出血で入院していたという。

引用:https://this.kiji.is/

日本昔話の語り手として活躍した常田富士夫さんが18日、脳内出血が原因で死亡した事が解り、各界からは常田さんを惜しむ声が聞こえてきます。

この事は熊本日報が第一報を報じました。

第一報が熊本日日新聞だった事について

この事について、常田さんは長野県生まれですが、小学3年生から熊本県阿蘇郡南小国町で育ち、東京に上京する高校生までを暮らした土地であります。

またテレビ熊本ではナレーションを務めていた過去もあり、熊本を愛する地元愛の強い方だった事が伺えますね。

先に起きた熊本地震では心配されていた事が察する事が出来ます。

熊本で少年期を過ごした常田さんを惜しむ声が各方面から聞こえています。

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常田さんがポムじいさん化していた事について

下記の画像を比べても、両者がそっくりな事に注目する方も多いのでは?

念のため表記しますが、上が常田さんで下が天空の城ラピュタに出て来る「ポムじいさん」です。

画像の常田さんは2009年に撮影された写真で、常田さん72歳の時の画像です。

映画に出て来るポムじいさんの年齢設定が70歳である事から、70代に突入に連れ常田さんの容姿が”ポムじいさん化”した事については、ポムじいさんの声優を務めた事がきっかけと言っても良いのかも知れませんね。

常田さんとポムじいさんのそっくり画像がこちら

今から32年前に公開された「天空の城ラピュタ」、製作当時、常田さんはまだ40代後半だった事を想像すると、常田さんとポムじいさんについて何か言葉で言い表せない深い縁の様な物を感じませんか?

リアルポムじいさんに逢えたら、おそらく誰にでも優しく接してくれる何か特別な空気を感じるご老人なんだと推測します。

年齢を重ねて行く上で、常田さんにも「ポムじいさんのような」特別な空気感のある優しいお方だったと推測します。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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