昨年9月、関越道で夫婦でツーリング中だった井口百合子さん(当時39)を轢き、逮捕された下山公堂被告(51)について。
事故当時、スマホアプリの漫画を読みながら、時速100キロのワゴン車を運転中だったことで、社会に衝撃を与えてたこの事故について。
事件当時の様子と、被告の解っている事についてまとめています。
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下山公堂被告のプロフィールと顔画像
氏名:下山公堂(しもやま こうどう)
年齢:51歳(逮捕時50歳)
以前の住まい:新潟県上越市
以前の仕事:㈱サンエーサービス・本社新潟市で配送業
事故を起こした車両:TOYOTAハイエース
配偶者・子:不明
◊下山公堂被告の顔画像につて、Facebook、Twitter等のSNS内を検索にかけましたが見使っていません。
年齢から考えてもSNSはあまり利用していなかったと考えます。
妻やお子さんについてですが、年齢から考えても居るのではないでしょうか。
しかし、妻や子もまさか父親が漫画を読みながら、時速100キロで高速道路を運転していた、とは思いたくもないでしょうし、もし知っていたら止めに入っていたと思われます。
事故当時の状況、時速100キロ運転で漫画を読む
平成30年9月10日午後9時11分、すいている(混雑していない)高速道路関越自動車道下り線、大和PA~小出IC間の制限速度80キロの見通しの良い片側2車線の直線道の走行車線(左側車線)を、私(前)と妻(後)の二人で、それぞれのオートバイに乗り、前後して時速70キロにて走行中、後ろから時速100キロで走行してきた被告人の運転するワゴン車(ハイエース)に追突され、そのままワゴン車に轢かれて死亡した。
事故を起こした運転手(被告人、下山公堂・50歳・男性)は、運転中ずっとスマートフォンで漫画を読みながら運転しており、前を見ずに運転していたため、前方を走行していた妻のオートバイに気づかずに追突し妻を轢いて死亡させた。
事故を起こした後、相手運転手は妻が走行車線上に横たわっているのを目の前にしながら妻を放置し、救助活動をせずに携帯電話で話をしており、人命救助を怠っていた。そのため、事故後40~50秒後に走行してきた後続車にも妻は轢かれている(後続車のドライブレコーダーと証言にて)。事故後2~3分後に私が現場に駆けつけた後も、私が妻を救助している姿を見ながらも手伝おうともしなかった。
事故を起こした相手は運送業(㈱サンエーサービス・本社新潟市)の業務中であり、他人の命や物を運ぶための車である緑ナンバーのワゴン車である。他の見本となるべき運転をしなければならないような緑ナンバーの運送業の社員が業務中にスマホで漫画を読みながら前方を見ずにスピード違反をし、事故後も私が救助を手伝うように促すまで、目の前に妻が路上に横たわっているのに救助すらしない。
事故後もスマホを見ていたという事実を隠蔽しようと、対向車線を見ていたという嘘の供述を私や警察にしていたが、夜間の事故のため、事故を起こしたワゴン車から押収されたドライブレコーダーの記録に、フロントガラスにずっとスマホの映像が映っており、証拠が残っていたため、後日スマホで漫画の事実を警察に問い詰められ自供した。
•スマホでずっと漫画読書をしながら高速道路を運転(下道でも、事故日だけでなく以前から)
•スピード違反
•事故後、人命救助せず
•事実隠蔽
と緑ナンバー運送業務中としてあるまじき行為を幾つも重ねており、非常に悪質である。
ことスマホで漫画読書しながらの運転は、警察も言っていたが、目隠しをしながら運転しているのと一緒である。それで速度違反していれば追突するのは誰が考えてもわかることである。
このように、相手被告人は通常ではありえないような事を幾つも重ねており、非常に悪質な行為により、妻の命は若くして奪われた。
遺族としては、上記の行動から、妻は殺されたように感じている。とても許しがたい気持ちでいっぱいです。
スマホで漫画を読みながら高速を運転などありえない事と思っているが、現在の法律ではちょっとした脇見運転と同様にしかならず、刑事罰としては過失運転致死にしかなりません。スマホに対しての罰則の見直しが検討されているが、このたびのような重大な事案に対しては危険運転致死など重い罪が課せられるような法改正も考えていただきたいと願っています。(井口貴之)
引用: https://ameblo.jp/rasuk99/entry-12435101183.html
事故状況のまとめ
事故の詳しい状況をまとめています。
事故発生日 | 平成30年9月10日 |
事故の時間帯 | 午後9時11分 |
場 所 | 高速道路関越自動車道下り線、大和PA~小出IC間 |
道路状況 | 見通しの良い片側2車線の直線道の左車線を時速70キロで縦列で走行。 |
あと5分で小出インターを降りようといしていた矢先の事故が書かれています。
制限速度を守り、もうすぐ高速を降りる為、
左側車線を夫の孝之さん、百合子さんの縦列で走行していた事が書かれています。
下山被告の常識外れの運転
報道では日常的に、漫画アプリを読みながらのながら運転をしていた事が裁判で追及されています。
ながら運転者ではない人から見たら、到底考えられない運転に恐怖を感じます。
今でも少なからず、下山被告と同等レベルのながら運転者がいることは考えられ、
事故が起きるのは時間の問題だけです。
スマホの社会問題性も大いに考えられます。
世間の反応についてみていきましょう。
世間の反応・ネットの声
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・スマホ見ながら運転してる人はすごく多い。
速度超過より取り締まりを強化した方がいいよ、マジ。
・殺人罪で極刑でいいと思います、常識的にありえない行動だと思います。
・過失運転致死傷なら最長でも7年の禁錮で済んでしまうから、遺族としては納得できないだろう。ここは危険運転致死傷に問うて、殺人罪と同等の刑を科してやればいい。スマホのながら運転がいかに危険か、いかに重罪に問われるかを世間に示すいいチャンスだ。厳罰に処してもらいたい。
・事故してもいい、人を殺してもいいと思ってマンガ読んでたのかね?真実は分からないが、こういう事をするとそう捉えられるとドライバー達に知らしめる為にも厳しい処分をくだす必要があると思う。
・危険運転の適用について道交法を再度改正すべきです。
飲酒(酒気帯び含む)はもちろん、無免許運転、スマホのながら運転、法定速度を一定以上オーバー。これらは危険運転を適用するべき。
車は便利な乗り物だが走る凶器でもあるという事を周知させないと。引用:https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190304-00000591-san-soci
危険運転致死傷に問う声が多く書かれていますし、
スマホを見ながらのながら運転者が実際に多い事も書かれています。
井口百合子さんの夫、孝之さんからのSNS発信
井口さんご夫婦は8日からツーリングの旅行中でした。
そのところどころのようすについて、貴之さんのTwitterアカウントで報告されています。
事故を起こす前のご夫婦のバイクと思われます。
今日の会津は雨が降ったり止んだり pic.twitter.com/rL7dUT2eTx
— 井口貴之 ラスカル (@pyoccotan) 2018年9月8日
他にも、妻の百合子さんの事故当時の状況や裁判のこと、
孝之さんの健康状態等の状況が自身のアカウントより発信されています。
事故直後、奥様の変わり果てた姿に相当な精神的ショックを受け、
その後、日常生活が回らなくなっている現実等が伝わります。
井口百合子さんの夫、孝之さんはブログでも当時の状況や心境を語られています。
https://ameblo.jp/rasuk99/entry-12404651509.html
まとめ
今回の個人的な、ルールを逸脱した為に起きた事故で、ご家族を亡くされ、
ご遺族の気持ちを思うと言葉が出ません。
この様な事故が二度と起きないよう、法改正の必要性は重要ではないでしょうか。
最後までお付き合い有難うございました。