この男に気を付けろ!
今から8年前に起きた京都での連続レイプ磨事件を起こした田中豊誠被告は
懲役25年の刑が確定し、現在服役しています。
通常通りの刑期が過ぎれば田中被告は社会復帰すると思われ、
女性にとっては敵としか言えない男について、過去の事件を振り返りたいと思います。
なお、25年の刑期を終え、田中被告の出所時の年齢は76歳になっているはずです。
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当時の報道について
「ニュースでよく殺されたり、怪我したりするやつおるやろ、いつでも殺せるんやぞ」…。
マンション管理会社の関係者を装って部屋に入り込んだ男は、そう脅すと、目隠しして手を縛った女性をマスクとゴム手袋姿で執拗(しつよう)にもてあそび続けた。平成22年夏、わずか2カ月あまりの間に、京都市や京都府京田辺市で4件の連続強盗強姦事件が相次いだ。犯行は、最長で17時間にも及んだ。
判決によると、田中被告は平成22年7~10月にかけてマンション管理会社の関係者を装い、京都市内や京田辺市内に住む一人暮らしの女性宅(当時18~23歳)に侵入。
女性4人の手をネクタイなどで縛り、目隠しした上で乱暴し、現金計約100万円を奪った。
田中豊誠被告に下された判決の内容とは
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「犯行は卑劣で悪質」「被害者が受けた恐怖感、屈辱感の精神的苦痛は計り知れない」
「刑事責任は極めて重く、相当長期の懲役刑をもって臨むべき」
「被告人を懲役25年に処する」
京都地方裁判所から下された裁判員裁判としての判決が2012年10月10日に言い渡されました。
これに対して弁護側は一貫して無罪を主張、
黙秘していた田中は驚いた様子も見せずに終始無言の表情だった。
田中被告の顔画像とその他経歴について
氏名:田中豊誠(たなか・とよしげ)被告
住所:滋賀県大津市
犯行時の年齢:49歳(2010年当時)
学歴:高等学校卒業後、ホテルや製菓店で経験を積み、自宅で菓子教室を開くが、犯行当時の平成22年頃は無職で無収入だった。
家族:不明
子供:不明
犯行について:黙秘
現在の収監所:不明
犯した罪:強盗強姦を4件
犯行の時期:平成22年7~10月
犯行が起きた場所:京都市内や京田辺市内
田中豊誠の顔画像は??
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顔画像の手掛かりを探るべく、Facebook内で検索を掛けましたが、
本人と思われるアカウントを見つける事が出来ませんでした。
年齢的に登録していない可能性と、当時、まだFacebookが日本で普及していなかった事が考えられます。
田中豊誠;Facebook検索結果
顔画像の手掛かりは掴めていませんが、田中被告の体形について、
当時の報道からは小太りの体形をしていた事が解っています。
田中被告の「悪魔の仕業」の全容が悪魔
男は、マンション管理会社の関係者を装って女性を油断させ、水道点検などを装っては簡単に部屋に入り込んでいた。そして必ず、流し台の下の配管の番号を確認させ、犯行に及んだ。
共通点はそれだけではない。4件の事件は、周到な計画性と犯行時間の長さ、被害者自身に証拠隠滅に当たらせ現金まで奪う卑劣さなど、多くの点で酷似していた。
証拠を残さないよう、マスクとゴム手袋姿で犯行に及び、自分と被害者の携帯電話のカメラで、それぞれ犯行の様子を撮影、脅しの材料に使った。
証拠を残さないようにと考えたのか、自分のカメラではあえて不鮮明な写真しか残していなかったが、目隠しをした被害者には、シャッター音からすべて撮られたと思い込ませていた。
22年9月6日に京田辺市内で起こした2件目の事件では、乱暴され、恐怖で抵抗できない状態に陥った女性に裸の写真を示し、
「これをどこかのサイトにばらまくこともできる」と脅迫した。
田中被告が行った証拠隠滅の数々
犯行後には、女性にシャワーを浴びさせた上、女性自身に服を洗濯させている。それだけにとどまらず、事前に用意した粘着テープ型の掃除用具で部屋の掃除をさせ、「証拠隠滅」まで強要。
女性の裸の写真をばらまくと脅し、わざわざコンビニや銀行で預金を降ろさせ、
合計で100万円近く脅し取りました。
実際に引き出した現金を手にした田中は
「ここで絞め殺してもいいんやぞ」
「警察に言わないための保険としてこれ(携帯電話の写真)を撮ったから」
「パニックになったら、暴力したりしてしまうから。騒ぐんやったら、覚悟して騒いで」
「強盗殺人はな、逃げるからおこるんや」
「もし、変な素振りを見せたら、この携帯から家族とかに写真を一斉に送る」
という、言葉の暴力でも被害者に脅迫し、
被害女性の口封じをしていました。
悪魔としか言いようがありませんが、かつては菓子教室を開いていた田中被告が
これほどに凶悪犯になったのは何かきっかけがあったのか、
元々の凶悪性を秘めていたのか、気になる部分です。
田中被告の証拠の数々
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被害者の証言から犯人として特定され、
逮捕となった田中被告について、証拠隠滅を企てていましたが、
完璧な隠滅に至らなかった事により逮捕されています。
被告が行った卑怯な隠滅方法について見てゆきましょう。
・掃除機の紙パックのなかで見つかったたばこの吸い殻からは、田中被告のDNA型と一致する唾液が検出↓
被害者宅でタバコを吸うも、掃除機を掛けていた。
・マンションの敷地内で行われた警察管の職務質問がきっかけで当時、田中被告が持っていた粘着テープの固まりやコンドーム、さらにゴム手袋から検出された残留物のDNA型は、被害女性のDNA型と一致↓
犯行後、糸くずを取る粘着テープで被害者に掃除をさせゴミを持ち帰る。
・被害者の目撃情報「右袖が裂けたスーツを着ていた」↓
警察官の職務質問時、目撃情報と同じく右袖が裂けたスーツを着ていた。
これらの証拠から田中被告は逮捕されましたが、
犯行時、マスクとゴム手袋で犯行が凶悪性が高く、被害者にとって
相当な恐怖を与えていた事から、報告されていないだけで、実際の被害件数は
多い可能性も否定出来ません。
まとめ
田中豊誠被告が25年の懲役刑から出所すると思うと、
何故これほど凶悪な犯罪を犯したにも関わらず出所出来るのか、という思いが強く残ります。
この様な凶悪な犯罪がつい最近の過去で発生している事を思うと、
この先、同様の手口での犯行が繰り返される可能性も考えられます。
知りたくもない程の凶悪な事件ではありますが、知識として知って置く事も無駄にはならないのではないでしょうか。
最後までお付き合いいただき有難うございました。