北海道で大規模停電、その理由は?復旧の目処や復旧の際に気を付ける点についてのまとめ!

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6日朝方の地震が原因で現在、

道内全戸の約295万戸が停電しています。

復旧の目処や、電気が復旧する際、気を付ける事についてまとめました。

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北海道全域で停電している理由について

北海道電力によりますと、震度6強の地震があった午前3時すぎ、北海道全域では、310万キロワットの電力の需要があり、その電力を道内にあるおもに4か所の火力発電所で供給していました。

しかし地震の揺れにより、この4か所のうち厚真町にある苫東厚真火力発電所が停止し、165万キロワット分の電力供給が止まりました。

これによって急激に北海道内の電力の需給バランスが崩れ、運転を継続していたほか3か所の火力発電所も、故障を防ぐため自動的に停止しました。

このため北海道内全域の電力供給がストップし、295万戸すべてが停電したということです。

引用;NHK

停電の原因をまとめると、、、

●道内の火力発電4か所のうち、震源地にある火力発電所の1か所が地震の影響で停止した

●一か所が停止し、電力の供給バランスが崩れ、残る3か所に負担がかかり、故障を防ぐために発電を停止

●結果、北海道の全域で電力の供給がストップしている。

発電を停止している苫東厚真火力発電所の場所は?

「ほくでん」からのアナウンス

地震が発生。その地震に伴い道内の火力発電所が緊急停止し、電気の使用量と発電量のバランスが崩れたことで、周波数が乱れ、北海道内の全域で停電が発生しました。

現在、北海道内の全てのお客さま約295万戸が停電しております。
水力発電所の発電を随時開始し、火力発電所に電気を送り、火力発電所の発電を再開する作業を実施中です。
泊発電所については、外部電源は喪失しておりますが、非常用電源により受電しており問題はございません。
復旧時刻は未定です。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

引用;ほくでん

インフラの復旧に伴い、通電も時間と共に復旧すると思われます。

通電で心配されるのが「通電火災」ではないでしょうか?

通電火災とは、壊れた家電やプラグからの漏電が原因で出火する事を言います。

二次災害を防ぐ為の手段についてまとめました。

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ブレーカーを切りましょう!

地震の揺れが収まった後も、さまざまな危険が潜んでいます。

例えば、大きな地震の際は余震が続きますので、安全確認できるまで火を使うことは厳禁、

また通電火災を防ぐためにも、必ずブレーカーは落としましょう、ブレーカーを落としておくことで電気が復旧した際、壊れた家電が原因で出火の恐れを減らせます。

プラグを抜きましょう!

電気器具のスイッチを切り、プラグをコンセントから抜きましょう。

停電が復旧したら、安全を確認した後に、ブレーカーを上げて、プラグを差し込みましょう。

日が暮れた場合の明かりの取り方について

震災で停電すると、ろうそくに火をつけようとした途端に、漏れていたガスに引火して火災になるケースが多いので、ロウソクなどに火はつけてはいけません。

またガスのにおいを消すため、換気扇をつけて、火花が飛んで爆発することもあるので、換気扇もつけないようにしましょう。

復旧の目処が通知されていない状況の中、懐中電灯や水を買い求めるお客さんが店頭に行列を作る状況が続いています。

Twitterにはスマホの節電方法のお役立ち情報が流れ、多くの人の役に立っています。


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北海道水力発電を復旧中

火力発電が停止している現在、停止していた水力発電を稼働させる準備をしている段階であります。

現在、安否確認の取れない方が多数おられる事から、現場は救出作業に一刻を争う状況だと思われます。

1人でも多くの命が助かる事を願うばかりです。

最後までお付き合いいただき有難うございました。

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