クリスマスもあっという間に過ぎ、2018年も残りわずか。
世間では数年に一度レベルの寒波が日本列島を負おうとの報道で警戒を呼び掛けています。
寒波襲来で社会機能は少なからず、何らかの形での乱れが予想されます。
いまから出来る対策をまとめていますので是非ご参考になる事があれば幸いです。
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2018年末寒波はどれ程寒いの?
今年、平成30年(2018年)の年末は、真冬でもまれな強い寒波が南下して来る事が予想され、日本上空約5500メートルには、北海道北部で氷点下45度以下という非常に強い寒気が入って来ます。
この寒さは年明けの5日くらいまでは続くと言われている事から寒さ対策を今から取っておきたいものです。
関東上空を寒気が覆いかぶさり、こちらの画像からでも十分に寒さが伝わります。
大寒波の襲来で北海道・東北・北陸地方では吹雪の警報にも十分注意しが必要と思われます。
寒波による都心への影響
都心では水道管凍結により
「トイレが流せない」
「蛇口をひねっても水が出ない」
「水道管破裂による水漏れ」
他には
「降雪による停電」
「道路の凍結によるスリップ事故・転倒による怪我」
等も考えられます。
降雪の場合、交通機関の大幅な乱れが予想され
年末の帰省ラッシュと重なる可能性が指摘されている事から
「今年の帰省は見合わせる」
という選択をする方もいらっしゃるのでしょうか。
下記の画像は2018年1月23日、都心に4年振り20㎝超えの雪が降りJR渋谷駅前のバス停に並ぶ人達です。
引用:産経新聞
豪雪関連これまでの事例
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これまでの豪雪関連で起こった事例を状況別にまとめました。
車両渋滞での事例
降雪が続くと路面状況も一変します。
またそこを通る車両も軽自動車から大型トラック迄様々。
様々な事態が起きるのが雪道です。
昨年の大雪では雪による立ち往生のニュースが各地で聞かれました。
車が雪で立ち往生
↓
渋滞が発生
↓
渋滞していた車両もろとも降雪で身動きが取れなくなる。
下記の画像は今年の2月上旬に起きた「北陸豪雪」時の画像です。
福井市では37年振りの豪雪を観測し、福井県の国道では、一時1500台者車が立ち往生し、
自衛隊が夜を徹しての除雪作業、食料の供給を行った報道は記憶にも新しいです。
引用:FNN
このような状況で車両での立ち往生の場合、注意が必要なのが、
エンジンの排気ガスによる一酸化炭素中毒です。
一酸化炭素は空気より軽く、無色・無臭・無刺激の気体である事から、
車内に一酸化炭素が充満していても気づきにくい性質を持っています。
対策としては、
・定期的にマフラー付近の雪の除雪。
・体の冷えの状態を見てエンジン掛けたり、切り暖をとる。
予防策としては、外出を控える事が好ましいと思えますが、
緊急や、やむを負えない場合、配送、運送関係に携わる方は天候状況を確認し、
万が一の場合を考えて車中泊になっても問題の無い準備をする事もおすすめです。
車内へ備えたい防災グッズ
電車の場合
線路が降雪により埋まる。
↓
電車が立ち往生、
↓
乗車中の乗客は車両に閉じ込められる。
(数時間、最悪の場合一晩を過ごす事になる可能性も)
下記は昨年新潟県のJR信越線東光寺ー帯織駅間の踏切で、新潟発長岡行き普通電車が線路上に積もった新雪に阻まれ、動けなくなり乗客は車内で一夜を明かした報道は記憶にも新しいのでは。
当時は帰宅ラッシュと重なり車内は満員状態で約430人が乗車、立っている乗客は席を譲り合う等して一夜を明かし、
JR東日本は夜を徹して除雪を行い、約15時間半後の12日午前10時26分に電車を動かし、立ち往生を解消しました。
今回の寒波で同じような事態が起こらない事を願いたいですが、
本格的な冬のシーズンに入り、昨年と同じ事態が起きないとも言い切れない事から
万が一を考えて個人での対策が問われてくるのではないでしょうか。
バックに備えておきたい防災グッズ
まとめ
過去の寒波では吹雪や豪雪で死者も発生しています。
天気を侮る事のない様に、無理をせず、安全に過ごす為にちょっとした豆知識を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
最悪の事態を想定し、対策を紹介してきましたが
最悪を想定するに越したことは無いとの想いから記事をまとめました。
最後までお付き合い有難うございました。
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