1988年の金曜ロードショー、第一回目の放送が始まってから今年で16回目を数える言わずと知れた宮崎駿監督作品「天空の城ラピュタ」
近年では作品の後半場面、twitter上でいわゆる「バルスまつり」が盛り上がりを見せています。
一体どんなまつりなのでしょうか、早速見て行きましょう。
SNSで盛り上がる「バルス祭り」
近年天空の城ラピュタの再放送といえば、スマホ片手に『バルスまつり』を楽しみにしている方も多いはず。
ネット上では再放送が決まるなり
「お前ら今年もいくぞぉぉぉぉぉ!」
「バルス、バルス、バルス、バルス、バルス」
「バルスぅぅぅぅぅぅぅ」
と気合の入った声が聞こえてきます。
そもそも『バルスまつり』って何?
という方へ簡単に説明すると、『バルスまつり』とは放送中、シータとパズーが破壊の呪文を唱えるのと同じ瞬間に、視聴者がTwitter上で一斉につぶやき映画と一緒に楽しもうという視聴者主導のイベントです。
2006年にtwitterが開始され本格的にバルス祭りが始まったのは2009年から。
その後2011年の東日本大震災をきっかけにTwitterの利用者が増えたことも要因と推測できます。
一秒間でのつぶやき数、世界記録!!
さらに2年後の2013年には14万3199ツイート
なんと前回放送の7倍!!
先に上げたように震災でTwitter利用者が増えた事が要因の様です。
ところでこの数字、凄いの?とお思いの方
凄いんです!!
何と一秒間での世界記録1位、2位ともにバルスが独占しています!
日本人はつぶやき好きなの??とお思いの方
理由はいくつかあり
- 国内での時差が無い
- 地上波の番組が少ない
- 同じ言語
等があげられるでしょう。
これも狭い日本ならではなのかもしれませんね。
因みに2017年の一秒間でのツイートでは4万8445と2013年を境に減少。
ネットでは
「年々バルス祭りが衰退してる、、、」
「バルスの時代は終わったんやねぇ」
「正直みんな飽きてそう」
「バルスが飽きられたというよりテレビ離れかもな」
という声もちらほら。
1988年から地上波での放送開始
地上波での「天空の城ラピュタ」初放送は1988年と今から29年前も前に始まりました。
まだ産まれてないよー!という方も多いのでは?
因みに劇場版での上映は2年前の1986年8月でした。
初興行はどうだったかというと
1986年の劇場公開時の観客動員数は77万人、配給収入は5.8億円であり、セールス的には観客動員、収入共にジブリワースト記録である。
ジブリワースト記録、とは意外ですよね。
しかしジブリ映画では好きなランキングTOP3位に選ばれています。
因みに1位は『となりのトトロ』、2位は『千と千尋の神隠し』です。
映画上の美味しいそうなシーン
食事シーンの中で全て美味しそうに描写され、一緒に食事している気分になれるのもジブリ映画の凄いところ。
「天空の城ラピュタ」では目玉焼きを乗せたパンに注目!
追われるパズーがドーラ―家から逃げるシーン中、食べようとしていたパンをバックにしまい込みパンが心配だっら方も多いのでは??
本当だったらもうぐっちゃぐちゃですよね。。。
実はあのパンに名称があるって知ってましたか?
その名も『ラピュタパン』!!
映画をきっかけに作ってみたって人も多いはず。
アレンジされたレシピはCOOKPADなどでも多数紹介され進化系まで出ています。
目玉焼きを乗せただけのシンプルなパンなのにシータとパズーが余りにも美味しそうに食べるので見ているこちらもよだれがジュワッと溢れます。
育ち盛りのシータとパズーが、やっとの事で逃げ切った後の食事だったからというのもあるでしょうね。
まとめ
しかしテレビ離れが嘆かれるこの時代、これだけ地上波で盛り上がれるのはやはりジブリ映画の凄みといえますね。
小さいお子さんも、かつて子供だった大人も子供時代に戻り冒険に入り込める映画だからなのでしょう。
この先もずっと再放送が続いてくれる事を願います。