日本古来、家庭の薬として多数紹介されている梅醤番茶について紹介します。
病院に行く程でもないけど、体が重い、風邪がひどくなりそう、と感じた時、冷蔵庫にある身近な食材で作れる万能茶のご紹介です。
梅醤番茶は三年番茶がベースのお茶となっています。
三年番茶とは?
という方は、以下のページに三年番茶について詳しく書いていますので一度目を通していただけると素晴らしさを感じていただけると思います。

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梅しょう番茶のつくりかた
準備するもの
- 醤油…小さじ1
- 梅干し…中1個
- しょうが汁…2,3滴
- 熱々の三年番茶…150~200㎖
①湯呑に梅干しを入れて適度に潰す。
②醤油を入れて混ぜる。
③しょうが汁を加える。
④熱々の三年番茶を注ぐ。
⑤なるべく熱い内に飲み切る。
梅しょう番茶の効果・効能は?
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梅しょう番茶はあくまでお茶ですから、処方される薬と同等の効果は得られません。
しかし、毎日飲むことで、冷えにくい身体、風邪をひきにくい代謝の良い身体へと導いてくれます。
その材料の特徴を知ることで、梅しょう番茶がなぜ古来から飲まれているのか納得できます。
梅干しのはなし
梅は日本で古くから愛されている食べ物で、時は平安時代、村上天皇が梅干しと昆布茶で病を治したと言う言い伝えが残っているほど歴史の古い食べ物です。
もともとは漢方薬として梅の原産、中国から伝わったといわれています。
梅干しの効能については疲労回復、便秘の解消、食欲増進、血液サラサラ、生活習慣改善、美肌、アンチエイジングが有名です。
醤油のはなし
日本料理における基本的な調味料の一つ、醤油の効能に殺菌力が挙げられます。
昔から、肉や魚の漬けなどに使われてきた醤油。
江戸前鮨のマグロ漬け丼は、こうした醤油の効果を活かした知恵と言えます。
刺身や煮魚など、魚料理に醤油が使われるのは醤油の風味だけではなく、赤痢菌や腸チフス菌までも殺菌してしまうほど、強い殺菌力を持っているのです。
三年番茶のはなし
三年番茶に使われる茶葉は、緑茶と同じ木から収穫されます。
違いは茶葉の収穫時期で、新芽が摘まれたあとの古葉と呼ばれる部位で前年から大きく成長した葉や茎が用意られます。
それらを3年間熟成することにより、カフェインとタンニンが抜け、ノンカフェインの茶葉が出来ます。
そのため妊婦から赤ちゃん、療養中の方にまで幅広い層の向けのお茶なのです。
個人的おすすめの三年番茶を2つ紹介するよ!
管理人がこれまで何十回とリピート買いして来た三年番茶はこちらの商品です。
しょうがのはなし
しょうがは古来から漢方薬として広く使用されてきました。
身体を温めてくれる、免疫力を高めてくれる、血行を良くし代謝を高めてくれる、強力な殺菌効果で食べ物の腐敗を防いでくれる、など。どれをとっても嬉しい効果ばかりですね。
梅しょう番茶を作る時の注意点は?
注意点として、使用する醤油は本醸造で作られたお醤油をして下さい。
お醤油の判断の仕方としては、原材料名を見ていただくとわかります。
大豆、麦、米、塩以外の、アルコール、果糖ぶどう糖液、アミノ酸液等が表記されている場合、はそれにあたります。
本醸造の醤油のラベル例
お醤油の成分は本当にシンプルです。
天然醸造の醤油を使う理由について
日本の調味料には米や大豆を原料とする醸造食品が多いのが特徴です。
醸造するには時間がかかりますが、発酵の過程でうまみが熟成され、微生物の働きで身体に良い有効成分もたくさん生み出されます。
ところがどうでしょう、今では商品化を急ぐため、ほとんどの調味料に化学調味料が加えられ、発酵食品の本領がはっきされていません。
味噌の製造過程でいうなら、大豆の発酵を促すためにアルコールを加えて発酵する時間を短縮させる、という方法がとられています。
まとめ
梅しょう番茶についてまとめてきましたがいかがでしたでしょうか?
しょうがをすりおろすのが手間と感じる方はチューブの物や、粉末を利用しても。
毎回手間だよ、と思う方、梅ペーストと生姜と醤油が練りあわされて入っているとっても便利な梅醤番茶の素というのも販売されていますので、これらを利用する事で手軽に始めれます。
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