栃木県・那須町で去年登山講習中に雪崩に巻き込まれ高校生と教師8人が死亡した事故の追悼式が現場近くのホテルで開催された。
追悼式には当時の引率教師らも出席し取材に応じました。
その内容に「謝罪」はあったのでしょうか?
早速見て行きましょう。
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報道の内容
1年前の3月27日、那須町のスキー場付近で、登山の講習中だった山岳部の生徒などが雪崩に巻き込まれ、高校生7人と教師1人の8人が死亡した。
現場の山の近くで、午前10時から栃木県が主催した追悼式が開かれたが、遺族の大部分は欠席した。
高瀬淳生さんの遺族は「私は、最初から公のもの(追悼式)には、まだ出られる気分ではないので、出ようと最初から思っておりませんでした。(1年たって)前よりもいっそう、この子に対する思いが強くなってきた」と語った。
また追悼式のあと、当時の引率教師が取材に応じた。
猪瀬修一教諭は「顧問としても、愛する生徒たちや、信頼する同僚を失いまして、本当に、どうしていいかわからない気持ちと、申し訳ないという気持ちばかりです」と話した。
引用:FNN
栃木県那須町の雪崩事故で死亡した県立太田原高の山岳部を引率していた菅又久雄教諭(49)が27日、追悼式に出席後に初めて取材に応じ「亡くなった方やけがをされた方に、本当に申し訳なくおもっている」と謝罪した。
登山講習の責任者として麓の旅館にいた猪瀬修一教諭(51)と、講習の指導的立場で別の半を引率していた渡辺浩典教諭も取材に応じた。
引用:産経ニュース
当時の顧問で責任者ら3人
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一番左に映っているのが山岳部当時顧問の猪瀬修一教諭と思われます。
左から猪瀬教諭、中央と右側が菅又教諭、渡辺教諭のどちらかと思われます。
下記の画像は事故後初の会見時の様子。
上の画像からすると随分と白髪が増えた印象を受けます。
映像で何故ぼかしを入れる必要があったのか、
死亡した生徒らの顔画像は今も公開されているのに。
今更ぼかしを入れても、、、と思わずにいられません。
「死人に口なし」という事でしょうか?
それではあまりにも命を落とした方達や遺族に対して失礼では??
引用:下野新聞
8遺族中1家族だけが追悼式に参加
事故後、雪崩は不慮の事故と思う遺族と、講習会主催側の人為的事故と捉える遺族で事故に対する捉え方に違いがある。
参加・不参加家族らはどの様に捉えているのでしょう。
追悼式へ参加した遺族
亡くなった浅井譲さん(当時17歳)の父慎二さん(48)は、この1年で「人が亡くなることに敏感になった」という。この日は妻と共に追悼式に出席。「山登りをする人は雪崩のことを知ってほしい」と訴える。
譲さんは家族との時間を大切にしていた。事故の直前には小学5年生だった妹の千鶴さん(12)の授業参観に出席した。慎二さんが後から教室に行くと、母親らの中で頭一つ大きな学生服姿の譲さんが目に映った。今年も授業参観の通知をもらい「1年たったんだな」と実感した。
喪失感は埋めがたいが、県教委や引率した教諭らを責めようとはしない。登山を趣味とした自身も「息子に雪崩に注意しろと言ったことがない」からだ。「登山者が雪崩を本質的に知らないのが最大の原因。知らなければ危険なところにも行ってしまう」。高校生も含め、雪崩の専門家に講習を受け、その上で冬山も楽しめばいい、と考えている。
父親自身も登山が趣味、しかし「雪崩の危険」に対して冬山に上る息子に対し注意勧告出来なかった事に対し、父親自身後悔が感じられる。
追悼式へ不参加の遺族
一方、多くの遺族は県教委や県高体連の対応に不信感を抱く。一人息子の佐藤宏祐さん(当時16歳)を亡くした父政充さん(48)は追悼式には参加せず、自宅で供養した。
不慮の事故と受け止めようとした。しかし、登山講習会を開いた県高体連登山専門部の雪崩への認識の甘さなどが明らかになり、人為的な事故と捉えるようになった。
「宏祐の面影を探してしまう」。車を運転すると、塾帰りの宏祐さんを迎えに行ったことを思い出す。ふさぎ込む時間も増えた。
追悼式の開催など、遺族への説明は十分でなかったと感じている。「置き去りにされているように感じ、パフォーマンスに見えてしまう」と語る。事故を繰り返さないためにも、「引率教諭の『生の声』をもっと再発防止策に反映してほしい。もう二度とあんなニュースは聞きたくない」と願う。
一反は不慮の事故と受け止めたが県教委や県高体連の対応の不誠実から不信感を抱く様に。
どちらの意見にも納得できます。
追悼式参加、不参加の家族での違いは「父親の趣味も登山」との点にある様に感じます。
山に入る者なら「自分の命は自分で守る責任がある」という考えがあるからなのではないでしょうか?
ネットの反応
もう一年。。。。他人は早いと感じるかもしれないが遺族は時間が止まったままだろうな。。。。。
あっという間に一年で驚いた。
人災。
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