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2018年GW中の遭難発生件数、救助にまつわる捜索費に公的、民間機関の差は?

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4~5月、山では冬に積もった雪解けが進む時期、雪解けを待ち登山に出掛けた方も多いのではないでしょうか。

5月は山菜や茸の盛りがピーク、山は新緑も眩しい季節に入ると同時に、増加の一途をたどる山での事故について、遭難時の救助活動費っていくら位必要になるの?

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全国の遭難に関する報道

・奈良県、GWの山岳遭難に8人全員登山届なし・・・

奈良県内では4月30日~5月6日、10代~70代の男女8人(前年同期より2人増)が遭難し、救助されたが、登山届を事前に提出していた者はいなかった。

2013年~18年3月末までの県内の山岳遭難216件のうち、登山届を提出していたのはわずか32件(約15%)だった。

引用:https://www.asahi.com/

・青森県、昨年の遭難者による登山届はゼロ・・・

山岳遭難が発生した場合に捜索救助の大事な手がかりになる登山届。青森県内で昨年に起きた山岳遭難は34件(39人)で、一人も登山届を提出していなかったことが、県警地域課への取材で分かった。恐山や岩木山などで山開きがあり、今後、本格的な登山シーズンを迎える中、同課は「登山届の提出」や「無理のない登山」を呼びかけている。

引用:https://mainichi.jp/

奈良県、青森県から登山届の無届についての記事を引用しました。

上記の様な無届で入山するケースは上記の2県に限らず、今全国的に問題となっています。

届け出が出されているか、出されていないかで目星をつけて重点的に捜索に乗り出せるか、目撃情報等を頼りに捜索するか、その後の救助活動に大きな影響を与えます。

2018年、春の連休期間の遭難件数は?

警察庁の発表資料によると過去5年間の発生件数は横ばいで平均すると、年165件に上る。

死者数が半数になっている事について専門家らの意見によると、今年は、雪が少なく雪崩等による死者が少なかったことも幸いしていると発表されていますが、毎年平均4.8人が行方不明となり今なお家族の元へ戻っていない。

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山岳救助にまつわる費用

基本的には無料

山や海で遭難事故発生の情報が入ると警察や消防が出動し、場所により困難な場合は自衛隊、海上保安庁が出動し大がかりな捜索になるが原則として公的機関が出動した場合、費用は発生した県の税金で賄われる為遭難者の発見、行方不明にかかわらず無料。

民間の救助隊は有料

山の遭難は管轄の警察、消防、自衛隊などの公的機関に通報が行きます。

しかし、公的機関で働く方々は必ずしもその道の専門家ではなく、他の案件で人員を割いている場合、民間の救助隊へ依頼され、民間団体の捜索に関わる費用が実質負担になります。

捜索の費用は一体いくらかかるのでしょうか。

ヘリでの捜索

警察ヘリ、防災ヘリに関しては公的機関からの出動で実質無料で飛んでくれます。

しかし、山岳遭難救助専用ではない為、他で使用されていた場合や予定が入っていたりと使用出来ない場合もあります。

そういった場合に民間のヘリ会社に依頼が行きます。その場合金額が高額になる事を理由にヘリを断る事は人の命に係わる事なので断る事は出来ません。

料金は民間ヘリ1機飛ばすのに1時間あたり46万5000円、遭難現場がはっきりわかっているのなら、救助は1時間前後で完了する予定で、50~80万円ぐらいで済みます。

しかし、行方不明などで広域的に捜索しなければならないときは時間もかかるので、費用もかさんでしまうのが現実です。

ヘリへの合図

もしもあなたが遭難し、ヘリが来てくれた場合ヘリへアピールする必要があります。

上空からでは登山者が多い場合誰が救助を必要としているのか解りにくい場合もあり、そんな時、へりに向かって行う合図の方法があります。
・まずは上空に向かって、持っているジャケット、雨具を使って大きく、円を描く様に振る。
・ヘリの搭乗員が確認できる位置まで近づいてきたら、今度は体の横で大きく上下に振る
これがヘリに救助を求めるサインです。
救助を要請するとき以外、ヘリに向かって帽子やタオルやウエアなどを振りまわすと遭難者に間違われる可能性もあるので、絶対に行なわないようにしましょう。

人員での捜索

一般的な捜索人員は約20人、一人粗利の日当が1~3万円、捜索救助隊の経費も含めると1日で50万円以上、民間ヘリと合わせて1日辺り100万円以上はかかると思って良いでしょう。

捜索拒否について

民間に救助を要請する際は遭難関係者に了解を貰う場合もある様ですが、なにせ緊急なので有無を言わさず要請する場合もあります。

まとめ

遭難、山岳救助にまつわる事をまとめましたがいかがでしたでしょうか。

昨今の登山ブームで敷居が低く、登山もしやすくなった等の感覚は幻想に過ぎず、山は昔から変わらぬ、自然の姿で今日まで続いています。

今年のGWから今なお、8名の方が行方不明になっている現状にご家族の心境を思うと言葉が見つかりません。

山に対する知識を備えた上で無謀な登山、登山による遭難者がこれ以上出ない様祈るばかりです。

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